ToDoリストのデータベース化をNotionAIでやってみた #Notion
NotionのToDo管理でやや面倒に感じるケースは、ToDoリストと箇条書きリストの項目数が膨大になってきた時です。改行だけでToDoを追加できるのは確かに楽ですが、次第に進捗管理や棚卸しの手間が苦痛になってくるかもしれません。
リストやテーブルはブロック変換できません。また、ベータ版が実装されたスプリント機能に移行したくなったとしても、項目を一つ一つ移し替えるのは手間がかかります。
何か手軽に処理できないものかと考え、NotionAIに指示を色々と試してみたところ、若干の手直しは必要でしたが変換することができました。具体的なやり方について説明していきます。
箇条書きのテーブル化をNotionAIに指示する
指示は以下の通り。「ToDoやること」で見出しを付けておきます。
ToDoやることの箇条書きリストをデータベースに変換して
「テーブルに変換」との指示は罫線との入れ子に変換させてしまうためデータベースとして変換させています。
ただし出来上がるのはテーブルです。データベースにはメニューから変換できるのでよしとします。
ToDoリストのテーブル化を行いたい場合
ToDoリストを変換しようとすると肝心のチェックボックスが絵文字化されます。チェックボックスを維持させたい場合は以下の手順が必要です。
- ToDoリストを箇条書きリストに変換する
- NotionAIでテーブルに変換する
- テーブルをデータベースに変換する
- データベースにチェックボックスを追加する
- チェックボックスに進捗を反映する
リストの入れ子をデータベースにする
リストの入れ子はサブアイテム機能を用いることでデータベースでも再現可能です。ただし、リストの入れ子をそのまま変換した場合は以下のようになります。
入れ子を解除した上でNotionAIでテーブル化、その後データベースへと変換し、その後サブアイテム設定から個別に入れ子を再現します。
気をつけること
変換後に以下の一行を出力することもありますが、リストの後を2行程度改行しても出力されることがあります。変換されていれば、あまり気にする必要もなさそうです。
データベースに変換する前に、表を正しく表示するために1つ以上の空行が必要です。
あとがき
指示を出しながら「NotionAIは果たしてそれをこなしてくれるのだろうか」と思っていましたが、割とうまくやってくれました。ただ、テーブルとデータベースの認識について、本来の仕様とずれていると感じることもあります。
リストを手数少なめでデータベース化する手段について、悩んでいる場合の参考になれば幸いです。